青島こども園について

認定こども園とは

平成27年4月より「子ども・子育て支援新制度」が始まり、就学前に児童への教育、保育、子育て支援を総合的・一体的に提供する施設です。
認定こども園は、保育所であっても、保護者とこども園との直接契約による利用となり、保護者は保育料を直接こども園に支払うことになります。

「青島こども園」について

  1. 青島こども園は幼保連携型のこども園です。(その他の認定こども園の中には、幼稚園型・保育園型・地方裁量型があります)0〜2歳児は保育部、3〜5歳児は教育部となります。
  2. 教育部は、保育に欠ける子に8時間の教育(預かり保育で対応)し、欠けない子には、今まで通り4時間の教育を行います。(預かり保育も実施します)
  3. 子ども・子育て支援新制度では、当園は新幼保連携型認定こども園・施設型給付園となり、利用する方は市の「支給認定(1号・2号・3号)」を受けていただくことになります。 青島こども園(施設型給付園)概略図
  4. 幼保連携型認定こども園教育・保育要領により、教育・保育を行っていきます。
  5. 青島こども園の保育料は、2・3号認定の子は市の保育料(利用者負担額)と同額を園に支払います。また、施設費、その他納付金を園に納付することになります。
    尚、1号対応の子と公平を期するため、3歳進級時または3~5歳に新たに入園する方は入園料を納付していただきます。

青島こども園の概要

名称 青島こども園
所在地 〒426-0033 藤枝市小石川町4-1-3
電話番号(FAX番号) 幼稚園:054-641-0705(FAX: 054-641-0601)
保育園:054-643-6011(FAX: 〃 )
設置者名(代表者名) 学校法人大雄学園(理事長 伊藤正見)
設置者住所 〒426-0033 藤枝市小石川町4-1-3
認定こども園の長の氏名 園長 伊藤正見
認定年月日(事業開始日) 平成23年04月01日
認定こども園の類型 幼保連携型
施設の名称 青島こども園
施設・設備 保育室 17室
遊戯室 1室
給食室・子育て支援室他
園庭 運動場
学級数 0歳児1学級 1歳児2学級 2歳児1学級
満3歳児1学級 3歳児3学級 4歳児4学級 5歳児4学級
計16学級
利用時間(月〜土)
開園時間:7:00〜19:00
短時間利用(保育に欠けない子)
(預かり 7:00〜)8:30〜14:00(預かり〜19:00)
長時間利用(保育に欠ける子)
7:00〜18:00(延長〜19:00)
備考
※預かり保育(教育部)あり
休園日 短時間利用児
土曜・日曜・祝祭日・年末年始休暇・長期休業 日(春・夏・冬) 長時間利用児
日曜・祝祭日・年末年始休暇
職員 園長 1人
副園長

2人

主幹保育教諭 1人

保育教諭

40人

養護教諭 1人
栄養士 1人
調理員 5人
事務職員 3人
業務員 1人
運転手 1人
食事 全児童:園内調理給食による
子育て支援事業 子育て支援センター事業「いちごクラブ」
未就園の親子を対象に、子育て支援を行います。

  • あそびの広場…園庭開放
  • 室内遊び…体操・手遊び・歌・製作・絵本など
  • 給食試食会
  • 劇ごっこ・音楽会見学

青島こども園の特色

教育・保育目標

心豊かな人間の育成

重点目標

がんばる子 やさしい子

願う子供像

困難なことや嫌な事でも泣いたり弱音を吐かない子
やさしい心や思いやりのあろ心で過ごす子

思いきり遊べる時間とゆとりを大切にします

遊びの経験を大切にします。遊びは学びの場です。自分のやりたい遊びをみつけ遊ぶ事で意欲的な子供を育てます。
創造性の基礎を培うよう考えています。
また、集団での活動を計画的に取り入れて子供同士の学び合いを意図的に実践しています。

ひとりひとりのよさ、その子らしさを大切にします

ひとりひとりの子供達が表現していく楽しさを身につけ、自分らしさを発揮していける保育を実践しています。

自園給食で食育に取り組んでいます

毎日いただく物に対する感謝の気持ちを大切にしています。
旬の食べ物や行事食から季節の移り変わりを感じる心を育てています。
また「給食」で協力して楽しい食事作り・手際の良い配膳・片付けなどのお手伝い活動も大切にしています。

ちびっこ菜園で栽培・収穫を実体験!!食物への感謝の心を大切にしています

野菜の種まき・水やりや草抜きをし自分で育てるという意識が持て収穫する喜びが増していきます。
自分で作った物を食べる事から多くの事を学ぶ事が出来ます。
物を育てる活動(栽培)も大切な食育経験と考えています。

最後まで、自分でやろうとする意欲的な心を支援します

子供自ら考え、主体的に取りくめるよう支援します。
 自分の行動に責任を持ち、生活する自立心・自律心の基礎を培っていきます。

クラスの枠を超えて子供達を見守っています

異年齢の関わりを大切にします。
学級の枠や年齢の差を越えた子供同士の心の交流を大切にしています。
また職員も温かな「チームワーク」で子供達を支援します。

ゆとりある教育の中で輝く個性を大切にします

年間を通して様々なカリキュラムを組み、一年一年の積み重ねの教育を行っています。
ゆとりのある生活・時間の中で、創造性ある豊かな感性を育みます。

理事長あいさつ

この度、本学園のホームページにアクセスいただき誠にありがとうございます。 本園は、大正10年、曹洞宗大雄山宗乗寺29世住職伊藤哲遠和尚が、青島幼稚園を創立したのが始まりです。戦時中は閉園し園舎を陸軍通信隊に貸し、戦後は青島保育園として運営しておりました。 昭和46年学校法人大雄学園青島幼稚園として認可され、昭和56年には姉妹園として志太幼稚園を新設しました。

平成2年には2代目伊藤正之園長から私宗乗寺31世住職・伊藤正見理事長が引き継ぎ3代目となりました。

平成11年青島幼稚園園舎を全面移転し、平成20年からは藤枝市立ふじの花保育園を民営化し運営しています。そして、平成23年には時代の要請に応えるため、青島幼稚園を認定こども園(幼保連携型)として運営し再出発いたしました。名称も「青島こども園」と改称しました。平成27年には新制度の幼保連携型認定こども園となりました。

『国づくりは人づくり』『人づくりは就学前(乳児保育・幼児教育)から』と言われておりますが、今日の幼稚園・保育園が社会に向かって訴えていく一番重要なことは、将来の日本を支えてくれる『子ども達』の健やかな成長発達のために、子ども達にとって真に良好な環境をどのように整えていったら良いかであると考えます。 また『三つ子の魂 百まで』ということわざにありますように、就学前の乳幼児期の性質や性格は一生変わらないと言われており、その体験や経験は人間の成長過程の中で最も重要だと考えております。 当園の園章(園のマーク)は、『白い象に乗ったお釈迦様が脇腹に入った』という母親マーヤ様ご懐妊の夢からの説話によるものです。
仏様に手を合わせ、おちついた思いやりのある生活を体験する仏教保育・仏教教育の目指す目標を実現していくため、また保護者、地域社会からの信頼をいただくために、教職員共々なお一層、鋭意研鑽し努力してゆく所存です。

最後に、これまでに陰に陽にご理解ご支援いただいた地域の保護者の皆様、また多くの関係者の皆様に深甚なる感謝を申し上げます。ありがとうございました。

創設から現在

宗乗寺29世 伊藤哲遠氏(当時30才)が大正10年4月、正しい信仰と豊かな人間として生きていくためには、子どもに宗教的情操教育が不可欠であると考え、青島幼稚園を創設しました。その後、昭和46年学校法人大雄学園青島幼稚園が設立され、昭和56年4月姉妹園として志太幼稚園が志太地区創立されました。平成20年4月には、藤枝市民営化方針により藤枝市立ふじの花保育園を当学園で運営することになりました。そして、平成23年4月、青島幼稚園を認定こども園とし、青島こども園として開園しました。その後、平成27年4月には新制度の認定こども園となりました。
青島こども園は認定こども園として質の高い保育・教育を提供したり、子育て支援として延長保育、一時預かり保育、土曜保育、未就園児のための事業を展開したりしています。
保育部と教育部の2つの部があり、それぞれに園舎があります。園庭のほかに広い運動場もあります。また、各保育室と遊戯室にはエアコンが設置してあり施設設備面でも充実しています。
給食は自園給食でおいしいだけでなく、子ども達の栄養を考えた食事を提供しています。
青島こども園の教育・保育目標は「心豊かな人間の育成」です。そして、この目標を達成するために「がんばる子 やさしい子」という姿を実現することを重点としました。
この重点目標の達成のために教育・保育で特に力を入れている点は3つあります。

  1. 遊びの充実です。
  2. 一人一人のよさ、その子らしさを大切にすることです。
  3. 「やりたい!やってみよう!」と思う意欲的な心を育てることです。

3つの力点に沿って行っている本園の伝統的な保育・教育活動として、次の4つがあります。

  1. 仏様の心に触れる行事 花まつり、成道会、涅槃会などや、毎月の礼拝があります。 
  2. 毎月の誕生会で、自他の誕生を祝うことで自分や友達を大切にしようとする心を育てます。
  3. 0~2歳児のリトミックと3歳以上の劇ごっこ 音楽や劇遊びを通して表現力、想像力、協力する力など子ども達のいろいろ能力の向上を目指します。
  4. 食育 野菜の種まき・水やりや草抜きなど自分で栽培したものを食べたり、栄養士による食べ物の話を聞いたり、協力して楽しい食事作りを行ったりしています。
     青島こども園では、質の高い保育・教育を提供するためには、保育教諭の保育力向上が欠かせないと考え、園内研修に力を入れています。園内研修のテーマを「遊びや活動をとおして学ぶ子」とし、重点にそった組織的な研修を行っています。1人年に最低1回は保育実践を行い、学年で事後研修会を持ったり、全体研修会を行ったりしています。また、大雄学園内の合同研修会も行っています。

仏の教えにより生きる力を

《慈悲 じひ》
仏様は「慈悲の心」から、ひたすら人々のために尽くすのです。幼い時から生かされる自分を大切にする事、やさしさの体験をする事が大事です。

《自己 じこ》
仏様の教えを学ぶということは、自己の確立、自己こそが仏教の根本原理であり、それはまた教育の根本にもつながります。

「自己のめざめ」によって「自分から進んで」という活動発展します。この事が当園の目的である「心豊かな人間の育成」になっていく土台となります。