令和6年5月受付 | ≪内容≫ ①男児Aからキスされたことがあった。感染症も心配なので見守ってほしいとの申し出が女児B の母親からあった。 ②女児Cの母親から男児Aにズボンを下ろされた。デリケートなことなので見守ってほしいとの申し出があった。 ③女児Dの母親から体調不良を訴えた際に検温してもらえなかった。また、友達とのかかわりの支援も女児Dと友達をつなぐような支援をして欲しいと申し出があった。 ④男児Eの母より、お弁当を外で食べたときに女児Fに砂を投げられたとのことだがその時の状況を教えてほしいとの訴えがあった。 ⑤送迎の際、先生が子どもの名前を呼ぶときに(くん・ちゃん付けではなく)呼び捨てにしているのを見かけた。関わり方としてどうだろうか、とご意見をいただいた。 ≪対応≫ ①男児Aには友だちにキスをすることはいけないことと話し、やってはいけないと指導した。男児Aの母親にも伝え親御さんからも話をしてもらった。申し出があった女児Bの母親には見守っていくことを約束した。 ②男児Aには自分がやられて嫌なことはしないように指導すると同時に、クラス全体に向けてデリケートなゾーンには触れたり出したりしないように指導した。その指導内容について女児Cの母親にも伝えた。男児Aの母親は女児Cの母親に謝罪した。 ③心配をかけたことに対して謝罪し、今後、体調について丁寧に対応することを確認した。また友達とのかかわりについては注意深く見守り、女児Dが困っている場合には丁寧に支援することも確認した。 ④主幹保育教諭と担任と、女児Eのそばにいた子達に話を聞いたが、砂を投げた事実は認められなかった。レジャーシートに載っていた砂を払ったことにより起きてしまったことを伝え、謝罪した。また事が起こったときには素早くその対応をとることを職員間で確認した。 ⑤真摯に受け止め全体会議で共有し、子どもへの関わり方について事例の資料を用いて研修した。 |